夏になるといつも沢をゆらゆらと舞うミヤマカラスアゲハ。彼女が羽をひらひらと動かすと、日の光がうまく羽に当たったほんのつかの間に何んとも言えないほどの美しさで輝きます。
今日も綺麗に舞ってるなあ。そんな嬉しい思いで沢を登って、スタート地点に戻ってくると、同じ子かな。沢に浮いていた。初めて間近で見るミヤマカラスアゲハの色彩は想像以上でした。
全員が観察した後、参加者のお子さんが手ですくうと、ひらひらと上流に飛び去っていきました。まだ生きていたんだなあ。
みんなで地球の神秘に包まれた何とも幸せな時間でした。こんな感動の積み重ねが、僕の人生を豊かなものにしてくれています。
いつか舞っている彼女を写真におさめたいなあ。