一見、ビワの実のような実が、沢の中州になっていました。
これは、「フトモモ」と言う木の果実で、果物好きの僕の大好物の1つでもあります。
しかし、沢に落ちて発酵臭のする熟れすぎたものか、未熟なモノしか見つけられず、今回口にすることは出来ませんでした。
フトモモは、高さ10mほどにもなる、常緑高木。
葉は、対生、披針形で細長い先端は尖り、葉縁は全縁、果実は熟すと黄色になり、薄味で芳香があり、甘く酸味もある。
一部の南アジア、オーストラリアでは、フトモモやムラサキフトモモは、食べ物と薬用の両方を持つ代表的な薬用植物でもあり、熟した果実は砂糖漬けにもされます。
また種子や果実は、胃腸関係の治療や、糖尿病の血糖値を下げる目的にも用いられるそうです。
フトモモ/蒲桃
学名 Syzygium jambos
フトモモ科 フトモモ属