オカヤドカリ(陸宿借)日本に生息するオカヤドカリ全種が、国の天然記念物に指定されています。

大まかな体の構造や、巻き貝の貝殻を利用して身を守るのは他のヤドカリと同じですが、他のヤドカリが海の中で生きていてあまり水上に出ないのですが、オカヤドカリは名前のとおり陸上で生活をします。

他のヤドカリよりも脚や鋏脚が太く頑丈で、これは同じ科のヤシガニにも似ています。

陸上での生活に適応するため、オカヤドカリは貝殻の中にごく少量の水を蓄え、柔らかい腹部が乾燥するのを防ぎ、陸上での鰓呼吸も可能となっている。しかし定期的な水分補給や交換が必須で、オカヤドカリは水辺からそれほど遠く離れられない。

宿貝は陸生貝類(カタツムリ)から海産のものまで幅広く利用し、沖縄県等では外来種のアフリカマイマイも利用する。

ヤシガニと同様オカヤドカリも木登りの名手であり、小さい体から予想もつかないほど高い木に登ることがある。

またナキオカヤドカリなどは、その名前が示すように発音する。ただし声帯などの発声器官はない。貝殻の内側を足でひっかくことにより、ギチギチ、ギュイギュイといった音を出す。音を立てる目的については、まだ解明されていない。

 

オカヤドカリ

オカヤドカリ科 オカヤドカリ属

分布:小笠原諸島、南西諸島