ホワイトジンジャー
和名は、ハナシュクシャと呼ばれ、
インド、インドシナ半島が原産の外来種。
半耐寒性の球根植物で、草丈1~2mの常緑多年草。
日本には江戸時代に渡来し芳香を愛でられてきたようです。
茎は直立し、葉鞘が折り重なったもので、偽茎と呼ばれます。
葉は互生し、長さ30~60cm、幅5~12cmの細長い楕円形で、先は尖り、表面は光沢があって、2列に並びます。
花序は密に重なった苞で長さ15~30cmの卵形です。
夕方になると、各苞より次々と4~6個の香り豊かな直径8~11cmの蝶のような花を咲かせる一日花です。
ホワイトジンジャーは、甘く優しい香りで、ハワイの人たちからとても愛されハワイの結婚式では、花嫁の首にいくつものホワイトジンジャーのレイをかけてあげて、豊かな香りで花嫁を祝福するそうです。
また、ハワイの人たちは、ホワイトジンジャーの球根から搾り取った液で、髪を洗っていたと言われています。ハワイの女性たちの髪が黒く美しいのは、ホワイトジンジャーのおかげなのだとか。
さらに、ホワイトジンジャーの香りは、気持ちを落ち着ける力を持っているとも言われます。
はなしゅくしゃ(花縮砂)
学 名 : Hedychium coronarium
別 名 : ホワイトジンジャー
ショウガ科 シュクシャ属
花 期 : 夏~秋
原産地 : インド~マレーシア